本文へスキップ
TN SILVER
TN SILVER
PRODUCTION KNOWLEDGE

製作ガイド

製品事例から考える製作の判断手順

製作ガイドの追加テーマ

全テーマ

01 · DESIGN CHECK

製作に進む前に確認すること

デザイン案は方向性を示すものですが、画面上の形がそのまま実際の製品構造になるわけではありません。 デザイン段階で実寸、各部分の比率、金属の厚み、接続方法を確認すると、製作段階での大幅な修正を 減らせます。

正面・形状側面・厚み接続部・構造
正面の印象とともに、厚みや接続構造も確認します。・概念図

実際のサイズで
見えますか?

ジュエリーのデザイン案は、細部を確認するために実際の製品より大きく拡大して作ることがよくあります。拡大画面で繊細に見える刻印の線や溝も、実寸に縮小するとつながって見えたり、不鮮明になったりすることがあります。 小さな模様や密集した装飾は、実寸に縮小しても意図した印象が保たれるか確認する必要があります。

寸法と
各部分の比率

幅・高さ・厚みをすべて決めていても、デザイン案での各部分の比率と実際の寸法比が異なると、全体の印象は変わります。装飾を強調した案に決められた寸法を当てはめると、装飾が相対的に小さくなったり、本体が厚く見えたりする場合があります。 個々の数値だけでなく、すべての寸法を同時に適用したときに、望む比率が保たれるか確認してください。

厚みと
接続構造

非常に薄い先端、鋭いエッジ、深く狭い溝は、画像では自然に見えても、金属で製作して研磨する際に形状を保ちにくい場合があります。装飾の裏側や重なって見える部分など、案に表れていない構造も、実際には互いに接続される必要があります。 正面の形状とともに、必要な厚み、接続のための空間、側面・背面の構造が成立するかも確認する必要があります。

何を優先して
守りますか?

すべての要素を同じ優先度にすると、製作可能な構造へ調整する際の判断基準を定めにくくなります。 必ず残したいデザインと、製作のために調整してよい部分を分けると、当初の意図を守りやすくなります。 デザインの核が明確であれば、製作上の変更が必要になっても、当初の意図から離れない方向で判断しやすくなります。